「最近カメラを始めたけどSNSで見るような写真が撮れない」
「Lightroomが人気って聞くけど月額料金もかかるし決断できない」
などと悩んでいませんか。
私もカメラを始めた頃は全然綺麗な写真が撮れなくて、使わなくなってしまったことがあります。
しかしLightroomを使えばそのような悩みは解決します。
綺麗な写真を撮るためには被写体や構図、カメラ設定などさまざまな条件がありますが、撮影後の編集(レタッチ)も欠かせません。編集とはカメラに保存した光の情報を最大限に引き出してあげる作業で写真業界の中でも当たり前に行われています。むしろ編集をしない場合は、よほどの腕がない限り綺麗な写真は撮れません。
編集は綺麗な写真に仕上げるうえで重要な過程で、初心者でも簡単に操作出来てプロ並みの写真にできるのがLightroomです。
悩んでいる間にも写真を撮る機会はどんどん過ぎ去ってしまうので、Lightroomを導入するか悩んでいる方は少しでも早く導入することをおすすめします。
この記事ではLightroomのメリット・デメリットについて紹介していきます。
Lightroomの特筆すべき2大機能
Lightroomには特筆すべき機能が2つあります。
- RAWに対する驚異の復元力
- 写真管理機能がずば抜けている
この機能だけで十分にLightroomを使う価値があります。
RAWに対する驚異の復元力
カメラで撮影する場合、RAWとJPEGの2種類があります。美しい写真に仕上げるためにはRAWで撮影するようにしましょう。RAWってなに?という方はこちらの記事を参照ください。
>>RAWがおすすめ|一眼レフの撮影はRAWとJPEGのどちらを選ぶ?
RAWで撮影した写真はLightroomを使うと見間違えるほど色合いを変えることができます。白飛びや黒つぶれしてしまっていても実はデータが残っていてLightroomによって復元できるということも珍しいことではありません。
カメラは明暗差が苦手なので、明るい場所と暗い場所があると両方を綺麗に捉えることはできません。そのような時はLightroomで編集してあげることで美しい写真に仕上げることができます。メーカーから提供されている無料現像ソフトでも同様の機能はありますが、Lightroomではより滑らかに復元することができます。
(↓中心のスライドバーを左右に移動させてください)




写真管理機能がずば抜けている
Lightroomの凄いところは写真管理機能です。Lightroomはただの現像ソフトではなく、カメラで撮影した写真を効率よく管理することができます。写真のジャンル分けやキーワード設定、お気に入り度に応じて写真を分類し、フィルターで特定の写真だけを表示させることもできます。
この機能のおかげで、効率的かつ簡単に撮影した大量の写真から良い写真を選別して現像することができます。無料現像ソフトでは写真管理機能は備えていないので、Lightroomが選ばれる大きな理由になっています。


Lightroomのメリット
それではLightroomのメリットをまとめていきます。
- 初心者でもプロ並みの写真にできる
- 写真の管理が圧倒的に楽
- 複数のメーカーのRAWを扱える
- 非破壊編集なのでいつでも元の写真に戻せる
- 仮想コピーでさまざまなパターンの現像ができる
- 利用者が多いのでノウハウがたくさんある
- スマホやタブレットでも編集できる
初心者でもプロ並みの写真にできる
なんといってもこれが一番の魅力です。初心者が撮った写真でもLightroomで編集すればプロが撮影したような美しい写真に仕上げることができます。



写真の管理が圧倒的に楽
すでに紹介していますがLightroomは写真管理ソフトでもあるので写真の管理が非常に簡単です。ラベル・レーティング・フラグといった目印をはじめ、キーワードなどでも写真を管理することができます。
複数のメーカーのRAWを扱える
RAWはメーカーごとに異なる拡張子を持っていて、通常はそのメーカーから提供されている現像ソフトしか使えません。たとえばNikonのRAW拡張子は「.NEF」で、現像ソフトは「Capture NX-D」を使います。CanonのRAW拡張子は「.cr2」で、現像ソフトは「Digital Photo Professional」を使います。
もし複数のカメラを使っているユーザーであれば、それぞれのメーカーの現像ソフトを使用する必要があります。しかしLightroomは主要メーカーのRAWがすべて扱えるので、違うメーカーのカメラを2台以上保有している人でもLightroomのみで編集・管理することができます。

非破壊編集なのでいつでも元の写真に戻せる
Lightroomは元の画像に加工を加えることなく編集する非破壊編集です。どんなに写真を編集しても、画像を劣化させずに元ファイルに戻すことができます。
仮想コピーでさまざまなパターンの現像ができる
写真を現像していると、「他にもこんなパターンの現像をしてみたい」と思うことがあります。メーカーの現像ソフトであれば、元の写真をコピーして2パターン以上の現像処理をしていきます。しかしこの方法ではディスク容量を圧迫してしまいます。
Lightroomには仮想コピーと呼ばれる元データの複製方法があり、仮想コピーは容量を圧迫しないのでさまざまなパターンの現像を楽しむことができます。
利用者が多いのでノウハウがたくさんある
RAW現像は非常に奥が深く、使い方やコツがわからずに挫折してしまうユーザーもいます。Lightroomは世界中に多くのユーザーがいるのでネットで検索すれば様々なノウハウが手に入ります。初期設定から現像設定までネットの情報だけでもLightroomを追求することが可能です。
スマホやタブレットでも編集できる
Lightroomにはスマホやタブレットでも編集できるアプリがありますので、写真をクラウド上で共有しておくことで端末を選ばず外出先での編集が可能です。

Lightroomのデメリット
Lightroomのデメリットをまとめていきます。
- 月額料金がかかる
- インストールが難しい
- 多機能で覚えるのが大変
- 一度使ったら抜け出せない
月額料金がかかる
Lightroomを使用するためには、最低でも月額1,078円(税込)かかります。まったくお金を払いたくないという人には向いていませんが、ひと月1,000円程度で写真の幅を広げてくれるので決して損はしないと思います。
>>Lightroomのプランはどれを選ぶ?|フォトプランがおすすめ
インストールが難しい
Lightroomはメーカーから提供されている現像ソフトのようにダウンロードしたらすぐに使えるわけではなく初期設定をいくつか行わなければなりません。パソコンの操作に多少は慣れていないと最初の段階でつまづきやすいです。
多機能なので操作を覚えるのが大変
最初のうちは多機能すぎて操作方法が複雑に感じてしまうと思います。Lightroomに限った話ではありませんが、ある程度の操作を行えるようになるには基礎の勉強が必要です。とはいってもプログラミングなどのように難しい言語を扱うものではありませんので、ネットや本を参考に勉強すれば一人でも十分上達できます。
一度Lightroomを使ったら抜け出せない
Lightroomは一度使ったら最後、抜け出せません。高性能な画像編集、写真管理機能を備えているのでLightroomを使わずして大量の写真を編集・管理していくことができないからです。Lightroomは7日間の無料お試し期間があるのですが、私の場合はあまりの使い心地にあっさりと月額の契約をしてしまいました。
▼公式HPはこちら
まとめ
Lightroomのメリット・デメリットの紹介はいかがだったでしょうか。私も最初は月額料金がかかるのでどうしようか悩んでいましたが、今となっては写真を楽しむうえで手放せないツールです。
Lightroomを導入すれば写真ライフが楽しくなること間違いありませんのでぜひ導入してみてください。
以上、<Lightroomはなぜ人気?そのメリットを紹介!初心者でもプロ並の写真に>という話題でした。
