Lightroomのサムネールを見やすく表示しよう

Lightroomのサムネイルを見やすく表示 Lightroom

Lightroomの画像表示領域は、グリッド表示もしくはルーペ表示でサムネールを表示します。この記事ではグリッド表示やルーペ表示でどのようにサムネールを表示するのか、具体的な設定方法を紹介します。設定次第でより使いやすいライブラリモジュールにすることができます。

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サムネール表示オプションのダイアログボックスを表示させる

サムネールの表示設定をおこなうために、「サムネール表示オプション」のダイアログボックスを表示させます。

  1. 表示メニュー
  2. 表示オプションをクリック
サムネイル表示オプションのダイアログボックス

「サムネール表示オプション」のダイアログボックスが開きます。「グリッド表示」「ルーペ表示」のそれぞれのタブで詳細設定をおこないます。

サムネイル表示オプションのダイアログボックス

グリッド表示のオプションを設定する

グリッド表示のオプションを設定をするタブで、グリッド表示の表示画面を変更していきます。

グリッド表示
グリッド表示
グリッド表示

グリッドエクストラを表示

グリッドエクストラとは、グリッド(格子)のエクストラ(余白)のことです。つまりグリッド表示における余白表示の有無を選べます。

グリッドエクストラを表示

「グリッドエクストラを表示」を有効にすると、サムネールの余白に写真情報とアイコンが表示されます。「グリッドエクストラを表示」は初期設定では有効になっています。

グリッドエクストラの表示あり

グリッドエクストラを表示を有効にした場合は、簡易的な表示の「コンパクトセル」か、詳細情報を表示する「拡張セル」のいずれかを選択できます。私はより多くの情報が表示された「拡張セル」を利用しています。

グリッドエクストラ
コンパクトセルと拡張セル
コンパクトセル(左)と拡張セル(右)

「グリッドエクストラを表示」を解除するとグリッド表示は写真のサムネールだけになります。

グリッドエクストラの表示なし

オプション

続いてオプション設定です。基本的にはすべての項目にチェックを付けておいた方が使いやすいです。

オプション設定

「クリック可能な項目をマウスを合わせた時のみ表示」では、サムネールにマウスポインタを置いたときのみ、回転ボタンやプラグなどのクリック可能な項目を表示します。

オプション設定

「グリッドにラベルカラーの色合いをつける」では、写真にラベルカラーと呼ばれる属性を与えた場合の色の濃さを設定します。

グリッドにラベルカラーの色合いをつける

「なし」または5段階の色の濃さから選べます。私は40%を使っています。

ラベルカラーの色合い
左から、なし、10%、30%、50%

「画像情報のツールヒントを表示」では、サムネールにマウスポインタを置いたときにアイコンの機能を表示します。

画像情報のツールヒントを表示

セルアイコン

セルアイコンではサムネールに表示されるアイコンを設定します。

セルアイコン
  1. フラグ:フラグアイコンを表示
  2. サムネールバッジ:サムネールバッジアイコンを表示
  3. 未保存のメタデータ:未保存のメタデータを示すアイコンを表示
    (Lightroom上で何かしら写真のメタデータを変更した場合は、 メタデータを保存する必要があります。このメタデータの保存状態をアイコンとして表示してくれる機能です。)
  4. クイックコレクションマーカー:クイックコレクションの丸いマーカーを表示
セルアイコン

コンパクトセルエクストラ

グリッドエクストラでコンパクトセルを選択した場合の設定です。コンパクトセルの操作アイコンや情報の表示を設定します。

コンパクトセルエクストラ
  1. インデックス番号:セルにインデックス番号を表示
  2. 回転ボタン:セルに回転ボタンを表示
  3. 上部ラベル:セルの上部ラベルを表示(右のプルダウンから表示したい項目を選択)
  4. 下部ラベル:セルの下部ラベルを表示(右のプルダウンから表示したい項目を選択)
コンパクトセルエクストラ

拡張セルエクストラ

グリッドエクストラで拡張セルを選択した場合の設定です。拡張セルエクストラの操作アイコンや情報の表示を設定します。

拡張セルエクストラ
  1. ヘッダーとラベルを表示:ヘッダーに表示する項目をそれぞれクリックして開く一覧から選択
  2. フッターにレーディングを表示:レーディングを表示する際にチェックカラーラベルを含める
    フッターにカラーレベルの小さいボックスを表示
    回転ボタンを含める:フッターに写真を回転させるボタンを表示
拡張セルエクストラ

ルーペ表示のオプションを設定する

ルーペ表示のオプションを設定をするタブで、ルーペ表示の表示画面を変更していきます。

ルーペ表示
ルーペ表示
ルーペ表示のオプションを設定

情報オーバーレイを表示

写真の左上にファイル名などの情報を表示することができます。情報オーバーレイを表示すると写真に関する情報が一目瞭然なのでとても便利です。私は常に表示させています。ここでは情報オーバーレイとして表示する内容を設定します。

情報オーバーレイ
情報オーバーレイを表示

情報オーバーレイに表示するのは「情報1」と「情報2」に分けられ、必要に応じて切り替えながら使用します(半角のIキーを押すことで情報1⇔情報2の切り替えが可能)。同時に表示させることはできません。

「情報1」「情報2」のそれぞれ表示させたい項目を設定していきます。「写真が変わった時に一時的に表示」にチェックを入れると写真が切り替わった数秒間のみ情報が表示されます。

情報オーバーレイを表示

一般

写真を読み込むときのメッセージ表示や、ビデオを閲覧するときの情報表示を設定します。

  1. 写真の読み込み時または描画時にメッセージを表示:写真を読み込む最中に情報オーバーレイを表示させたい場合に選択
  2. ビデオ時間を表示する際にフレーム番号を表示:ビデオにフレーム番号を表示させたい場合に選択
  3. ドラフト画質でHDビデオを再生:再生品質よりも作業を優先したい場合に選択
ルーペ表示の一般設定

まとめ

Lightroomサムネール表示に関する説明はいかがだったでしょうか。Lightroomにはグリッド表示とルーペ表示がありますが、どちらもユーザーが使いやすいように細かく設定が可能です。

自分が使いやすい表示に変更するだけで写真の選定や編集にかける時間が短縮しますので、ぜひ参考にしてみてください。

以上、<Lightroomのサムネールを見やすく表示しよう>という話題でした。

>>【徹底解説】初心者向けまとめ!Lightroom Classicの基本と使い方

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