【絶景】姫路城の魅力と見どころは?実際に行ってみた感想!

西の丸 旅行記

「姫路城のおすすめ観光スポットはどこ?」
「実際の雰囲気はどんな感じ?」

この記事はそんな方に向けて書いています。

姫路城の公式HPや観光スポットを特集しているサイトを見ても今一つピンとこない方もいると思います。
これから私の体験を紹介するので、旅行の参考になれば嬉しいです。

一眼レフでたくさん写真を撮っているのと、記事の最後にはタイムラプス動画を入れているので旅行気分を味わってみてください。

スポンサーリンク




姫路城の基本情報

姫路城

姫路城は1993年に奈良の法隆寺とともに日本で初めて世界文化遺産に認定されました。

白漆喰しろしっくいで塗装された美しい天守閣が特徴で、別名・白鷺城しらさぎじょうとも呼ばれています。

世界文化遺産かつ国宝の名にふさわしい立ち姿は圧巻です

なぜ姫路城が世界遺産に登録されたのか知りたい方は以下の記事をご覧ください!!

施設名:姫路城
住所:兵庫県姫路市本町68
交通:「姫路駅」から徒歩20分
電話番号:079-285-1146(姫路城管理事務所)
時間:9~16時
料金:大人(18才以上)1000円、小人(小・中・高)300円
定休日:12月29日・30日
駐車場:なし(周辺駐車場を利用)
HP:https://www.city.himeji.lg.jp/castle/index.html

姫路城の場所

姫路城へのアクセス

車での行き方

【大阪・神戸方面から】

  • 阪神高速 ⇒ 第二神明道路 ⇒ 加古川バイパス ⇒ 姫路バイパス ⇒ 「姫路南」下車
  • 中国自動車道 ⇒ 山陽自動車道 ⇒ 「山陽姫路東」下車

【岡山・広島方面】

  • 山陽自動車道 ⇒ 「山陽姫路西」下車

電車での行き方

【JR新快速】

  • 大阪ー姫路(所要時間:1時間)
  • 神戸/三ノ宮ー姫路(所要時間:40分)

【山陽電車】

  • 大阪梅田ー山陽姫路(所要時間:1時間40分)
  • 神戸/神戸三宮ー山陽姫路(所要時間:1時間10分)

新幹線での行き方

【東京方面から】

  • 東京ー姫路(所要時間:3時間)
  • 名古屋ー姫路(所要時間:1時間20分)
  • 京都ー姫路(所要時間:45分)
  • 新大阪ー姫路(所要時間:30分)

【九州方面から】

  • 鹿児島中央ー姫路(所要時間:3時間52分)
  • 熊本ー姫路(所要時間:2時間52分)
  • 博多ー姫路(所要時間:2時間)
  • 広島ー姫路(所要時間:1時間)
  • 岡山ー姫路(所要時間:20分)

飛行機での行き方

  • 関西国際空港:直通リムジンバス(所要時間:2時間)
  • 大阪(伊丹)空港:直通リムジンバス(所要時間:1時間20分)
  • 神戸空港:ポートライナー+JR(所要時間:1時間)
  • 関西国際空港:神戸空港までベイシャトル(所要時間:40分)

姫路城外の様子

姫路城外の雰囲気と見どころを写真とともに紹介します。

姫路駅と姫路城を結ぶ「大手前通り」

姫路駅前

最寄りの姫路駅北口から姫路駅が見えます。

姫路城は駅から約1.4kmほどの距離なので歩いて20分もあれば到着します。

しゃちほこ
しゃちほこ

姫路駅と姫路城を結ぶ「大手前通り」には、しゃちほこの銅像が飾られており姫路城に向かう道中からワクワクしてきます。

姫路城前

大手前通りを真っ直ぐ進むと姫路城に到着します。

姫路城前
姫路城前
姫路城前

美しい姫路城がよく見えます。

桜門橋を渡って大手門をくぐる

桜門橋と大手門

正面に見える橋が「桜門橋」で、右手にある門が「大手門」です。

桜門橋と大手門は当時のものではなく、いずれも近年に復元されたものです。

三の丸

大手門を抜けると「三の丸」という広場が広がっています。

三の丸
三の丸
三の丸

三の丸にはかつて、藩主が公務を行う御殿や別邸などの屋敷が建っていました。

現在は芝生一面の広場で、姫路城を一望できる絶景スポットです。

三の丸広場からの姫路城
三の丸広場からの姫路城
三の丸広場からの姫路城
三の丸広場からの姫路城
三の丸広場からの姫路城

三の丸からの眺めは本当に綺麗で、時間を忘れて撮影してしまいました。

三の丸では飲食可能なので、ビニールシートを広げてお花見をしている方もたくさんいました。

例年であれば大混雑していますが、コロナの影響で観光客も比較的少なかったです。

姫路城郭(天守閣内覧前)の様子

姫路城郭の雰囲気と見どころを写真とともに紹介します。

姫路城の入城口

姫路城の入城口

姫路城の入城口の横にある広場でも綺麗な桜と姫路城の絶景が拝めます。

城郭への入場料は大人1000円と少しお高めではありますが、十分価値のあるお城だと思いますのでぜひ見学されることをお勧めします。

菱の門

菱の門

入城口を通り抜けると最初にあるのが「菱の門」です。

姫路城への入口を固める櫓門で、門の正面には蔀となる石垣と土塀があり、枡形構造になっています。

門の2階には武者窓があり、ここから外敵を攻撃します。

いの門

いの門

「菱の門」に続く2番目の門が「いの門」です。

大軍の侵入を防ぎやすいように入口を小さく作っています。

ろの門

ろの門

「いの門」を抜けて3番目に位置する「ぬの門」です。

はの門(将軍坂)

将軍坂

「ぬの門」を抜けて4番目に位置する「はの門」です。

ここは暴れん坊将軍の撮影でも使用されたことから、「将軍坂」とも呼ばれています。

将軍坂から望める姫路城も素晴らしいです。

石灯籠の基礎
石灯籠の基礎

「はの門」の基礎には石灯籠いしどうろうが使用されています。

姫路城は築城の際、石垣をつくるための石が不足してしまったので、近隣にあった墓石や古墳の石棺などを石垣の材料にしています。

この石灯籠いしどうろうも近隣地域から運ばれてきました。

にの門

にの門

いよいよ本丸に向かう最後の関門・「にの門」です。

「にの門」は天井が低いので、天井裏に隠れた兵士が上から槍で突くことができます。

にの門

槍の雨をかわしたとしても、通路が狭く暗いので一度に大人数が通り抜けることはできません。

ほの門

ひとつ前の「にの門」が最後の門ではなかったの?と思いますが、実は最後にもう一つ「ほの門」があります。

ほの門

天守閣の手前に設けられている非常に小さな門です。

防御に長けた実践的な機能はさほど兼ね備えていないことから、すべての門が突破されたときに少しでも時間稼ぎになるようにつくられた門だと考えられています。

天守閣

「ほの門」をくぐるといよいよ天守閣が待っています。

天守閣内部の様子

天守閣内部の雰囲気と見どころを写真とともに紹介します。

天守閣の内部

天守閣内部

天守閣の内部です。

左に映っているものは「武具掛け」と言って、武器をかけておくためのものです。

各階に備えられており、防御に余念がなかったことが分かります。

天守閣内部の階段

各階の階段は手すりがついているものの、かなり急なので気をつけて登ってください。

天守閣内部

天守閣内部は最小限の展示物に留められ、当時の姿を保っています。

天守閣の床下

天守閣の床板は色の違う木材が使用されている場所があります。

これは平成の大修理の際に新しい床板に取り換えられたからです。

姫路城を支える東大柱・西大柱

東大柱
姫路城の東大柱
西大柱
姫路城の西大柱

姫路城は2本の大柱(東大柱・西大柱)に支えられています。

1本の大きな柱が各階を突き抜けて立っているのが壮大です。
(西大柱は築城の利便性から2本の木を組み合わせて立てられています)

天守閣からの眺め

天守閣からの眺め
天守閣からの眺め
天守閣からの眺め

天守閣最上階から姫路市街を望むことができます。

姫路市街は高い建物が比較的少ないので広大な風景が広がっています。

城郭の眺めと桜が美しいです。

天守閣の地下階

天守閣には地下階があり、長期の籠城戦ろうじょうせんに備えた造りになっています。

食材を調理する流し台です。

地下にはかわや(トレイ)も備えられています。

現存する天守閣にかわやが残されているのは非常に珍しいです。

姫路城郭(天守閣内覧後)の様子

本丸(備前丸)

本丸

天守閣の内覧を終えて出てくるのが「本丸(備前丸)」です。

本丸
本丸からの姫路城

本丸から見上げる姫路城も圧巻です。

姫路城の大天守は日本最高峰の木造建築と言われており、その完成度は日本どころか世界にも類を見ません。

壮大なお城を間近で体験してみてください。

備前門

備前門

入城口に戻るには備前門を抜けて下っていくことになります。

備前門の横には綺麗な直方体に加工された大きな石が埋められています。

これは近隣の古墳に埋められていた石棺です。

石垣の建設に不足した石を補うために石棺であっても石垣の材料として使用されました。

お菊井戸

お菊井戸
お菊井戸

井戸に現れるお菊の亡霊が皿を数えるという「皿屋敷伝説」のもととなった、お菊が投げ入れられたとされる井戸です。

ただこの話は全国各地であるようでおそらく作り話だとされています。

二の丸

二の丸
二の丸

お菊井戸と同じ場所にある広場が「二の丸」です。

二の丸からも綺麗な桜と姫路城が楽しめます。

西の丸の様子

西の丸

姫路城の城郭にある「西の丸」は、江戸城でいう「大奥」のようなところです。

本田忠刻ほんだただとき播磨国はりまのくに姫路新田藩の初代藩主)が妻の千姫せんひめ(徳川家康の孫娘)のためにつくったのが「西の丸」で、千姫せんひめや侍女などが寝泊まりをしていました。

西の丸

千姫が休息をしたことから「化粧櫓けしょうやぐら」と呼ばれる建物は長さ240mもあり、内部を見学することができます。

西の丸
西の丸
西の丸
西の丸

西の丸からもこのような素晴らしい眺望を見ることが出来ます。

姫路城の旅行タイムラプス動画

姫路城を旅したタイムラプス動画です。

こちらでも旅行気分をお楽しみください。

日本の世界遺産タイムラプス旅行「姫路城」

姫路城観光に必要な所要時間

姫路城

姫路城はかなり広いので、所要時間は最低でも2時間は見た方がいいです。

じっくり見て回るのであれば、4~5時間ほど必要です。

私は写真を撮りながらゆっくり回ったので少し時間がかかりました。

  • 大手門~天守閣まで:1時間30分
  • 天守閣内部:1時間30分
  • 天守閣~西の丸:1時間30分
  • 合計:4時間30分

混雑時であれば、天守閣入城までの待ち時間もあるようなので注意が必要です。

姫路城の口コミ

姫路城

姫路城の良い口コミや悪い口コミを紹介します。

良い口コミ

  • アクセスがいい
  • 白亜の城が美しい
  • 日本建築の最高峰
  • 世界遺産・国宝の名にふさわしい
  • 白く優雅で美しい姿に感動
  • 何度来ても飽きない
  • 展示物が少なく当時のまま残っているのが良い
  • 天守閣からの眺めは最高
  • 一度でいいから家族を連れてきてあげたい
  • 姫路のランドマーク
  • 姫路に住みたくなった
  • 実際に見るとその美しさに圧倒された
  • 城好きだが姫路城の美しさは群を抜いている
  • 桜とのコラボが綺麗
  • 四季を問わずどの季節でも楽しめる

悪い口コミ

  • 入場料が高い
  • 混雑時は待ち時間がある
  • 天守閣内部が狭いので、団体客と同じ時間になると辛い
  • 年配者には階段が急なので怖い
  • バリアフリーでない
  • 広すぎるので観光に時間がかかる

役立つ口コミ

  • 天守閣は絶対上ったほうがいい
  • 天守閣内部は冷えるので靴下があるといい
  • 休日は混雑するので朝イチがおすすめ
  • 「姫路城大発見」というアプリを事前にダウンロードしておくと、随所でVRでの説明を楽しめる

姫路城はこんな人におすすめ

姫路城

姫路城は日本を代表する建築なので誰にとってもおすすめですが、

  • お城が好き
  • かっこいい建築物が好き
  • 日本の歴史に興味がある
  • おすすめの世界遺産に行ってみたい
  • インスタ映えする写真を撮りたい

という人にはぜひ一度訪れてほしいと思います。

お城好きはもちろん、あまりお城に興味が無い人でも一度生で見ればその美しさに思わず息を吞むはずです。

まとめ

世界遺産というからには他とは一線を画す理由があり、姫路城は美しい外観と日本最高峰の建築技術がその理由にあたります。

アクセスも抜群なのでどなたでも気軽に足を運ぶことができますし、四季を問わずどの季節にも楽しめます。
国内の旅行先としては本当におすすめです。

以上、<【絶景】姫路城の魅力と見どころは?実際に行ってみた感想!>という話題でした。

タイトルとURLをコピーしました