一度は訪れたい!原爆ドームの感想や見どころを写真で紹介!

原爆ドーム 旅行記

「原爆ドームの見どころは?」
「実際の雰囲気はどんな感じ?」

この記事はそんな方に向けて書いています。

観光サイトでその地域に魅力を感じても、実際に行ってみると残念だっというケースもあります。

そこで国内23の世界遺産を制覇し年間50回以上国内を旅行する筆者が、 原爆ドームの見どころと感想を一眼レフならではの写真とともにお届けします。

原爆ドームは、戦争の悲惨さを体験していない世代はとくに訪れるべき世界遺産です

原爆ドームや平和記念公園へ足を運ぶことで、平和な世の中がいかに尊いことなのか改めて実感できるからです。

教科書やテレビで誰しも見たことがある原爆ドームだと思いますが、生で見る衝撃は桁違いです。

これぞまさに百聞は一見にしかずの世界遺産と言えるでしょう。

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原子爆弾の悲惨さを今に伝える原爆ドーム

原爆ドーム

原爆ドームは、日本の広島市に投下された原子爆弾の悲惨さを今に伝える建造物で、1996年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

世界遺産に登録された背景には「同じような悲劇を二度と繰り返さない」という強い願いが込められています。

原爆ドームはその悲惨さから、負の世界遺産の一つともなっています。

施設名:原爆ドーム
住所:広島県広島市中区大手町1丁目10
交通:JR広島駅から路面電車「原爆ドーム前」下車すぐ
時間:24時間
料金:なし
定休日:なし
駐車場:なし(周辺駐車場を利用)

原爆ドームが世界遺産に登録された理由をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

原爆ドームの場所

原爆ドームへのアクセス

広島電鉄

JR広島駅から

路面電車「広島電鉄」:所要時間20分

  • 2号線「広電宮島口」行き・「広電西広島」行き
  • 6号線「江波」行き乗車

「原爆ドーム前」下車すぐ

市内循環バス「ひろしま めいぷる~ぷ」:所要時間15分

  • オレンジルート

「原爆ドーム前」下車すぐ

広島空港から

リムジンバス:所要時間60分

  • 「広島バスセンター」行き

「広島バスセンター」下車し、徒歩5分

人生で一度は訪れるべき原爆ドーム

原爆ドーム

「原爆ドーム前」駅を降りるとすぐに原爆ドームが姿を現します。

原爆ドームを初めて生で見た時は、あまりにも衝撃的で声を上げることもできませんでした。

「昔からテレビや教科書で見たことはあったけど生でみると悲惨さがより伝わってくる」
「絶対に同じ過ちを繰り返してはいけない」

原爆ドームを見つめながらそんな感情に浸っていました。

書籍やネットから学べることはたくさんありますが、実物を生で見たときのインパクトにまさるものはありません。

原爆ドームは人生で一度は見に行くべき世界遺産です。

原爆ドームの様子

原爆ドーム

8月6日は朝から照りつけるような暑い日だったといいます。

原爆ドーム内部
原爆ドーム内部
原爆ドーム内部
原爆ドーム内部

この場所で一瞬にして何万人、何十万もの人がなくなってしまったのだと思うととても胸が苦しくなります。

当時原爆ドームにいた職員の方々も全員犠牲になってしまいました。

原爆の落下目標地点「相生橋」

相生橋

原子爆弾「リトルボーイ」を搭載したアメリカの爆撃機B29は、相生橋を原爆落下地点の目標にしました。

しかし当時は風に流され、やや南東の島病院(現・島外科内科)上空で爆発しました。

原爆ドームは修繕を重ねて過去の姿のまま保存されている

原爆ドームの修繕

原爆ドームは単なる戦争の遺跡というだけでなく、核兵器による破壊の悲惨さの象徴・人類全体への警鐘というメッセージ性を持っているため、「可能な限り、破壊された当時の状態を保つ」という特殊な状況で保存されてます。

そのために定期的な修復を重ねてなんとか現代の姿を保っているので、定期的な保全点検が欠かせません。
場合によっては今後解体されてしまうことがあるかもしれません。

戦争のない世界を祈る平和記念公園

平和記念公園
平和記念公園
平和記念公園

原爆被害者を慰霊するために原爆ドームの近くに建設されています。

静かに原爆ドームを見つめるようです。

平和記念公園

「安らかに眠って下さい
過ちは
繰返しませぬから」

という石碑が強烈に印象的でした。

広島平和記念資料館は必ず見学しよう

広島平和記念資料館

原爆ドームに来たら平和記念資料館の見学は絶対に外せません。

平和記念資料館の展示物は本当に悲惨ですが、ここでしか見れない展示物がたくさんあります。

戦争体験者が減少している昨今、遺品から戦争の歴史を学ぶことは非常に重要です。

常設展示は、

  • 東館3階「導入展示」
  • 本館「被爆の実相」・「ギャラリー」
  • 東館3階「核兵器の危険性」
  • 東館2階「広島の歩み」

という順路で進んでいきます。

本館では、主に被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や絵などの資料が展示してあります。

実際の写真はもちろんのこと、熱線を浴びて人の姿が焼き付いた石垣や血だらけの衣服など目をそむけたくなる展示物が多数並べられています。

東館では、核兵器の説明や広島の歴史について展示しているほか、被爆者証言ビデオなどが視聴できるようになっています。

広島平和記念資料館

平和記念資料館を回るだけで戦争の悲惨さを肌で感じることが出来ます。

太平洋戦争についてはいろいろな議論があると思いますし、日本・アメリカのどちらが悪いということではないと思いますが、こと原子爆弾について言うと、同じ人間が開発した兵器とは思えませんでした。

ここまでアメリカを追い詰めた大日本帝国にも恐ろしさを感じます。

施設名:広島平和記念資料館
住所:広島県広島市中区中島町1丁目2
交通:JR広島駅から路面電車「原爆ドーム前」下車すぐ
時間:8:30-18:00(季節変動あり)
料金:大人200円、高校生100円、中学生以下無料
定休日:12月30日及び31日
駐車場:なし(周辺駐車場を利用)
HP:http://hpmmuseum.jp/

原爆ドーム周辺の観光に必要な所要時間は3時間程度

原爆ドームは内部は見学禁止で周辺から見るだけなので、15分から30分程度あれば十分見学できます。

平和記念公園の慰霊碑などは1時間程度あれば見ることができます。

平和記念資料館は内容が重いのでじっくり回ることをおすすめしますが、サクサク回って1時間ほど、時間をかけて回る場合は2時間~3時間ほどあるといいと思います。

どこでバランスを取るかですが、全体で原爆ドーム・平和記念公園・平和記念資料館合わせて3時間ほど見ておけば大丈夫です。

原爆ドームの口コミ

原爆ドームの良い口コミや悪い口コミを紹介します。

良い口コミ

  • 戦争の悲惨さを経験していない人は、必ず見るべきだと思う(50代男性)
  • 戦争のない時代に生まれたのは奇跡でしかない(30代男性)
  • 嫌な悩みなどすべて吹き飛ぶほどの衝撃(20代女性)
  • 日本人なら誰もが一度は行くべき(40代女性)

悪い口コミ

  • 専用駐車場がないので足が不自由な人は困る(50代男性)
  • 原爆ドームを残したい気持ちは分かるが本当に観光地にすべきなのか疑問である(40代男性)
  • 本当に怖いのでもう行きたくない(20代女性)
  • あまりにも強烈すぎて子供を連れていけない(40代女性)
  • 平和記念資料館は活字が多いのでもう少し映像があればいい(40代女性)

役立つ口コミ

  • 悲惨な描写が多いので苦手な人はやめた方がいい(30代男性)
  • 原爆ドームよりも平和記念資料館に時間を使うべき(40代男性)
  • 途中で気分が悪くなってしまう可能性があるので覚悟が必要(30代女性)
  • 改修工事があるので訪れる前に必ず確認したほうがいい(40代女性)

原爆ドームはすべての人に行ってほしい

原爆ドームは、日本人であれば誰でも一度は訪れたほうがいいです。

戦争の負の側面はもちろん、今平和で暮らしせていることがいかに幸せなことなのか実感できるからです。

ただし平和記念資料館は衝撃的な描写も多いので、苦手な方は控えてもいいかもしれません。

まとめ

原爆ドームの紹介はいかがだったでしょうか。

人類の犯した過去の過ちが世界遺産として登録されている例は少ないです。

戦争の悲惨さを後世に伝えるための大切な構造物なので、今後も大切に保管されていくことを願います。

以上、<一度は訪れたい!原爆ドームの感想や見どころを写真で紹介!>という話題でした。

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