【解説】百舌鳥の観光スポット!古墳を巡る王道コース!

反正天皇陵古墳 旅行記

百舌鳥もずのおすすめ観光スポットはどこ?」
「実際の雰囲気はどんな感じ?」

この記事はそんな方に向けて書いています。

百舌鳥もずの観光スポットを紹介しているサイトは多いですが、実際のレビュー記事は少ないので私が実際に回って体験したことを紹介します。

一眼レフで写真をたくさん撮っているのと、記事の最後にはタイムラプスを入れているので旅行気分を味わってみてください。

記事を読んで実際の雰囲気や百舌鳥もずを巡る際の参考になれば嬉しいです。

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百舌鳥古墳群の概要

百舌鳥古墳群
引用元:Google Earth

百舌鳥もずの古墳群は2019年7月に世界遺産に登録されました。

百舌鳥もずエリアだけでも古墳群が44基もあります。

世界遺産といっても有力者たちのお墓なので観光地らしい派手さは全くありません。

なぜ古墳群が世界遺産に登録されたのかは以下の記事をどうぞ!!

百舌鳥古墳群を回るのはレンタサイクルがおすすめ

百舌鳥もずの古墳はさまざまな箇所に広がっており、エリアが広いです。

それでいて交通の便はさほど良くないので、事前にどのように回るかを決めておく方がいいです。

健康な大人であれば徒歩で回ることも可能ですが、一日がかりになってしまうのでおすすめしません。

また車の場合は、仁徳天皇陵古墳にんとくてんのうりょうこふんや大仙公園など大きな施設しか駐車場が併設されていないので注意が必要です。
高齢者の方や小さなお子さんと一緒の場合は車しか選択肢がありませんが、車で古墳群をすべて回ることは難しいです。
(古墳はどこも似たり寄ったりなので、そもそもすべて回る必要はないと思いますが)

私のおすすめは、さかいレンタサイクルです。

さかいレンタサイクル

さかいレンタサイクルは格安で自転車(1日中)を利用することができるので、いろいろな古墳に簡単にアクセスできます。

利用時間:貸出日の翌日の午前10時まで
利用料金:300円/日
HP:https://www.city.sakai.lg.jp/kurashi/doro/jitensha/cycle/index.html

実際に百舌鳥古墳群を巡る王道コースを回ってみた

南海堺駅

百舌鳥もず古墳群はエリアが広いので最寄駅はいくつかありますが、私は南海高野線「堺東駅」からスタートしました。

堺市役所21階展望ロビー

堺市役所

堺市役所の最上階には無料の展望ロビーがあり、堺市内や古墳群が見渡せます。

展望ロビーは百舌鳥もず古墳群の最大の見どころ・仁徳天皇陵古墳にんとくてんのうりょうこふんが最も高い位置から見渡せる場所でもあります。

南海堺駅展望ロビー
南海堺駅展望ロビー

ちょうど平日のお昼くらいに行ったからか、市役所職員の方たちの休憩スペースにもなっているようです。

堺市役所からの眺め

仁徳天皇陵古墳にんとくてんのうりょうこふんも一望することができます。

ただしこの高さが限界で、残念ながら航空写真で見るような古墳全貌を拝める場所はありません。

百舌鳥もず古墳群にそのような観光名所を期待するとガッカリしてしまうかもしれません。

堺市役所からの眺め

展望ロビーからは360度見渡せるので、これから回ろうとする百舌鳥もず古墳群のエリアがいかに広いかを最初に見渡してみるといいでしょう。

施設名:堺市役所21階展望ロビー
住所:大阪府堺市堺区南瓦町3−1
交通:南海高野線「境東駅」から徒歩5分
電話番号:072-228-7493
時間:9~21時
料金:無料
定休日:無休
駐車場:67台
HP:https://www.sakai-tcb.or.jp/spot/detail/73

反正天皇陵古墳

反正天皇陵古墳
引用元:Google Earth

続いて向かったのは、反正天皇陵古墳はんぜいてんのうりょうこふんです。

百舌鳥もず古墳群にある天皇のお墓のひとつです。

反正天皇陵古墳
反正天皇陵古墳
反正天皇陵古墳

反正天皇陵古墳はんぜいてんのうりょうこふんには拝所があります。

観光の方はもちろん、散歩がてらここで拝む人もいました。

施設名:反正天皇陵古墳拝所
住所:大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町2丁
交通:南海高野線「境東」から徒歩5分
時間:24時間
料金:無料
定休日:無休
駐車場:なし

昼休憩は名物・古墳カレー「花茶碗」

古墳カレー花茶碗

昼休憩は堺ガイドブックなどにも掲載されている古墳カレー「花茶碗」に行きました。

古墳カレー花茶碗

店内はかなりの年季を感じますが、気さくなお母さんが一人で切り盛りしている明るいお店です。

古墳カレー花茶碗

古墳型の特性皿でカレーを提供してくれます。
メニューも豊富でお母さんが工夫を凝らして作っているみたいです。

古墳カレー花茶碗

こちらがインパクト大の名物・古墳カレー(税込み1000円)です。

牛すじカレーで、ほのかに果物のフルーティさがあります。

昔ながらのお母さんカレーといった感じです。

古墳カレー花茶碗

有名人もたびたび訪れているようで色紙が飾ってありました。

施設名:お食事処花茶碗
住所:大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2-265
交通:JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩2分
電話番号:072-244-8725
時間:11~19時
料金:1000円~2000円
定休日:不定休
駐車場:なし
HP:https://tabelog.com/osaka/A2705/A270501/27065759/

大仙公園

大仙公園

仁徳天皇陵古墳にんとくてんのうりょうこふんの南側に広がる大きな公園です。

大仙公園

敷地内には芝生広場や日本庭園、堺市博物館、茶室などの施設があります。

施設名:大仙公園
住所:堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁
交通:JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩3分
電話番号:072-241-0291(大仙公園事務所)
時間:24時間
料金:無料
定休日:無休
駐車場:108台

堺市博物館

堺市博物館

大仙公園の敷地内にあります。

堺市博物館

堺の歴史や美術品などを鑑賞できます。

堺市博物館の展示物
堺市博物館の展示物
堺市博物館の内観
堺市博物館の内観
堺市博物館の内観
堺市博物館の内観

さまざまな展示品がありますが、入場料は大人100円という破格さです(特別展をのぞく)。

施設内にはシアタールームもあり、古墳の再現映像などを見ることが出来ます。

施設名:堺市博物館
住所:大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内
交通:JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩3分
電話番号:072-245-6201
時間:9:30~17:15(入館は16:30まで)
料金:大人100円、大学生以下50円(特別展観覧料別)
定休日:月曜日、年末年始
駐車場:108台(大仙公園)
HP:https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/

仁徳天皇陵古墳

仁徳天皇陵古墳
引用元:Google Earth

世界三大墳墓のひとつに数えられる古墳です。

仁徳天皇陵古墳
仁徳天皇陵古墳
仁徳天皇陵古墳

ボランティアガイドが常駐しているので詳しい話が聴けます。

内部は非公開ですのでご注意ください。

施設名:仁徳天皇陵古墳
住所:大阪府堺市堺区大仙町1079-1
交通:JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩8分
時間:24時間
料金:無料
定休日:無休
駐車場:108台(大仙公園)

御廟山古墳

御廟山古墳
引用元:Google Earth

仁徳天皇陵古墳にんとくてんのうりょうこふんの南東にある古墳です。

御廟山古墳
御廟山古墳
御廟山古墳

御廟山古墳ごびょうやまこふんの横には永尾大神という神社があります。

施設名:御廟山古墳
住所:大阪府堺市北区百舌鳥本町1丁20-1
交通:JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩6分
時間:24時間
料金:無料
定休日:無休
駐車場:なし

いたすけ古墳

いたすけ古墳
引用元:Google Earth

いたすけ古墳はコンクリートの橋がかかっていることで有名です。

いたすけ古墳
いたすけ古墳

第二次世界大戦後の地域開発で古墳を撤去するためのものでしたが、地域住民の反対により中止となりました。

施設名:いたすけ古墳
住所:大阪府堺市北区百舌鳥本町3丁338番地外
交通:JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩11分
時間:24時間
料金:無料
定休日:無休
駐車場:なし

ニサンザイ古墳

ニサンザイ古墳
引用元:Google Earth

前方部の大きく広がった美しい形が特徴です。

ニサンザイ古墳
ニサンザイ古墳

濠との反射が美しく写真スポットとしても有名ですが、当日は風も強かったため撮影はできませんでした。

ニサンザイ古墳

百舌鳥もず古墳群のすべてを回ることができず、あっという間に日が沈んでしまいました。

施設名:ニサンザイ古墳
住所:大阪府堺市北区百舌鳥西之町3丁
交通:JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩26分
時間:24時間
料金:無料
定休日:無休
駐車場:なし

百舌鳥古墳群の旅行タイムラプス

百舌鳥もず古墳群を旅したタイムラプス動画です。

こちらでも旅気分をお楽しみください。

日本の世界遺産タイムラプス旅行「百舌鳥古墳群」

百舌鳥古墳群はこんな人におすすめ

百舌鳥もず古墳群は

  • 日本の古墳時代が好きな人
  • 日本古来の埋葬の歴史に興味がある人
  • 厳かな空気を感じたい人

におすすめです。

おすすめじゃない人

百舌鳥もず古墳群は

  • 楽しい観光地を目的に訪れたい人
  • 写真・インスタ映えを目的にした人

にはあまりおすすめしません。

正直どこをとっても古墳しかないので非常に地味な観光地です。

古墳も平地からみればただの“森”なので、最初こそ厳かな雰囲気を感じたものの何か所回っても新たに感じるものはありませんでした。

個人的には再訪はないかなと思っています。

まとめ

百舌鳥古墳群の説明はいかがだったでしょうか。

非常に地味な観光地なので、世界遺産といえど好みが分かれるかと思います。

よほどの歴史好き・古墳好きな方じゃない限り旅行先としてはあまりおすすめはしません。

以上、<【解説】百舌鳥の観光スポット!古墳を巡る王道コース!>という話題でした。

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